ワラの畳だけではなくいろいろな素材の畳があります

畳の上を歩くと冬は冷たすぎず夏は暑すぎない表面の肌に触れる感じとともに、ある適度な固さがあり、足の裏に感じるので過ごしやすいやわらかい弾力です。また、独特の堅すぎず柔らかすぎない弾力があります。そのため、ケガや事故の防止にもつながります。
畳のある和室の大きな特徴のひとつに、目的に合わせて自由に使えるその場に合わせた性質があると思います。それは、お客様を迎える応接間や客間として、家族で卓を囲む居間としても使えます。さらに、畳の部屋が集中力を高めるという効果が注目されて、子ども部屋を和室にする方もいます。
畳特有の香りには、精神の安定の効果があるとする効果があります。相変わらず、日本人が日本の住宅で快適な暮らしをするためには、畳の存在が欠かせません。脱臭性に富んでいて、人に害のある二酸化窒素や、シックハウス対策を吸収する機能があります。
現在は畳床の原材料になるワラの入に入れるのが難かしいこと、重くて扱いにくいこと、ダニやカビが発生しやすいことなどから、ワラの使用が少ないものや、チップなどを使った建材床、発泡フォームを使った化学床などがあります。
ワラ床に比べて安価で扱いやすく、弾力性や防音性など機能や効能などもさまざまです。抗菌性やファッション性に優れた畳もあります。古い畳を使っていると、湿度の調整機能やリラックス効果など畳の機能面が低下してしまい、健康面でも衛生面でもよくありませんので、張り替え考えると良いです。

いろいろな襖紙が選べる襖の張替え

日本人の生活も欧米化したとはいえ、やはり和室には襖が欠かせません。和紙は部屋の湿気を吸収したり発散したりするため、四季の変化が著しい気候風土に適合しています。源氏物語の時代から、襖は日本独特の建具でした。
一口に襖といっても、金箔を張りつめた障壁画から無地の廉価品まで、意匠や素材は千差万別です。そして襖の印象が、和室全体の居心地を大きく左右します。もちろん引き手や縁も大切ですが、まず目に入るのは襖紙でしょう。
空間の雰囲気を演出する襖紙には、多種多様なデザインが用意されています。家族が普段から使う居間には落ち着きのある簡素なものを、客間や仏間には高級感の溢れる荘厳なものを選ぶのが、ひとつの定石となっています。
日本家屋は経年劣化しやすいのが特徴であり、襖も例外ではありません。日焼けで退色する場合もありますし、子どもがいる家庭では破れることも多いでしょう。しかし破損したなら、イメージチェンジも兼ねて張替えられるのが長所ともいえます。
せっかく襖を張替えるなら、確かな技術を持つ職人に依頼したいものです。たるみやシワができてしまっては、部屋の印象が台無しです。ピンと張った綺麗な襖に替えることで、和室の空気までリフレッシュすることができます。

インテリアとしての障子、そして障子の張替えについて

扉を閉じたまま優しい明かりを採光でき、ガラスやカーテンとは異なった雰囲気を醸し出せる障子。今ではガラスが併用された雪見障子など、デザインも工夫して使用されています。日本独自の美しさを演出するインテリアとして機能しつつ、断熱効果や紫外線軽減効果なども見直しされています。
そんな障子が映し出すお部屋の空間を保つためには、手入れが必要です。扉の開閉時に手で破いてしまった、降り込んだ雨に濡れて黄ばんでしまった、長く使っているためよれてしまっている、などその理由は様々ですが、障子が破れていたり汚れているとお部屋の雰囲気も台無しです。
障子張替えをせずについついそのままにしていませんか。自分で張替えるには、ノリバケなどの道具が必要だったり、大きくて作業が大変そうだったり・・・。仮止めをし、糊付けをし、最後に切り取りをするなどの手順の多さもついつい放置してしまう原因の一つかもしれません。そんなときは障子の張替えのご依頼をいただければと思います。。価格も比較的安く済みますし、何よりプロの手で張替えてもらった障子は気持ちがいいものです。自分で手順の多い作業をしなくていいところももちろん業者の方に張り替えを依頼する大きなメリットです。
いつでも綺麗にしておきたい障子ですから、年に1度は最低でも張替えておきたいところ。プロの手で張り替えを依頼して汚れや破れのないピンとした障子にして、お部屋の美しさや柔らかな日の光を損なわない空間を手に入れましょう。