畳のある生活と新しい畳の香り
畳とは日本の伝統的な床材です。イグサを用いて作られており、畳のある部屋は和室として古くから日本人に親しまれています。和室は家の中でもやわらかな雰囲気を持ち、ちょっとした休憩でも布団なしで横になれる空間です。
畳というと、取り換えなければならないイメージが先走りがちですが、メリットも多々あります。クッション性を有しているので私たちの身体に優しく、子供が遊んでいて転んだとしてもフローリングに比べ安全で安心です。
また、夏は涼しく近年関心が高まっているエコには最適なのです。一方で古くなった畳には危険も潜んでいます。食べ物や飲み物をこぼした後にはシミになってしまったり、湿気を多く含んだままにしておくとダニやカビの原因にもなります。
生活面では重宝する畳ですが、いざ取り換えるとなると割と重労働です。そういう時は、畳を購入だけでなく交換まで行ってくれる業者に頼むと大変楽に済みます。古い畳をごみの回収に出す手間も簡単に省くことができます。
新しい畳になれば、イグサのいい香りにとても癒されます。他のものでは代わりにならないその香りを胸いっぱいに吸い込めば、気持ちがスッと落ち着いて、忙しい日々の生活にさらなる活力を与えてくれることでしょう。
襖の張替え業者に頼んで襖張替しました。
最近の賃貸では元々和室だった部屋を洋室にリノベーションして貸している所が多いようです。私が住んでいる家も同じタイプで、洋室なのですが押入れがあります。元が和室なので部屋が広く感じますし、押入れ収納は物が多く入ります。
ただ、襖が真っ白でピンクを基調とした部屋のなかで襖だけが浮いている感じがしました。最初は自分で何とかしようと思ったのですが、ホームセンターに気に入った襖の紙がなかった事と、技術的な面に不安を感じました。
そこで、インターネットで調べて襖を張り替えてくれる所を探しました。思っていたよりたくさんの会社がありまして、何件かメールでやりとりしてデザイン制の高い襖の紙のサンプルを送って貰ったり見積もりを頂いたりしました。
直接、自宅に来て見積もりをして貰うとお断りするのに申し訳ない気がしますしメールやインターネットのやり取りなので気を遣わずにじっくりと考えて吟味する事が出来ました。細かく打ち合わせしてから後日、家に来て貰いました。
襖の張替えを見たのは初めてですが、とても器用な手つきで作業を進められていました。あまりに私が熱心に見ていたので、色々とお話もしながらの楽しい時間でした。襖を変えた事で、部屋の印象がガラッと変わりやっと寛げるようになりました。また今の襖に飽きたら変えようと思います。
障子の活用と障子の種類
我が家では障子はかかせません。西日の当たる畳の部屋。日光を避けることができて、熱をかなり遮断できます。元来は障子はさえぎるもの、といった意味を持ったようです。明治時代に襖から分離したといわれています。
先日、夫に障子の張替えをお願いしました。それまでは、はがしたままだったのですが、障子をつけてもらったら、熱が一気に遮断され、エアコンの節電にもなりますし嬉しいばかりです。光は入るけれど、熱くなく、こんなに便利なものが昔から使われていたとはすごいなと思います。
障子紙については、日本工業規格で形状や寸法が決められているようで、種類もまた色々あるようです。美濃雑誌、書院紙、美濃書院紙、模様入りの障子紙、堀障子などがありますので、張替えの際はインターネット等でよくご検討されてから購入するのがよいかと思われます。
近年では障子をインテリアとして考える新しいかたちがあるようです。張り替えるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わり、また、強度のあるものも売っているようなので、お子さんのいる家庭では検討されるとよいかもしれません。
以上をふまえて、それぞれ皆さんのライフスタイルに合った障子紙がみつかることを願っています。また、フィルター効果も備わっているようで、ニコチンやほこりなどを吸着しています。年に1回は張り替えるのを推進されているようです。