畳を気持ち良く使用するためには、畳の表替えが必要
畳は日本人であればやはり落ち着くものです。そのい草の香りは何とも言えないものですが、畳も古くなれば表替えが必要になってきます。変色することはもちろんですが、表面もかなり傷んできますし虫も湧いてくるケースもあります。
通常であれば5年ほどで一度表裏をひっくり返して終わりですが、さらに3年ほど経てば畳の表面のい草を交換してもらうことになります。今では畳屋さんもなかなか見ることがありませんが、ホームセンターなどでも対応はしてくれますので、気軽に依頼することができます。
その際には一緒に襖や障子の張り替えも頼んでおいた方が、部屋の中が一新されて気分が良いものです。真新しいい草の香りと張り替えた障子や襖が、気分も新たにしてくれます。同じ工務店などに頼めば料金もお得になるケースもあります。
畳は、その使用状況にもよりますが表面を定期的に張り替えるだけで長く使用することができるエコな床材といえます。また湿気の多い日本という風土にも合ったもので、その湿気を吸い込んだり吐いたりしてくれる優れものです。
けれども気をつけなければならないのは、その湿気がこもったままになると畳にカビが生えてしまうということです。特に新しく新調した畳はより多くの湿気を吸収できるので、風通しを良くしておくことも大切ですし、もしカビが生えたらすぐにでも張り替えを依頼するのがベストです。
畳はなぜ落ち着くのか、畳の良いところは
皆さんは、ご自宅に和室などはありますか。和室がある方はわかると思いますが、畳があり、障子があり、窓を開けるととても涼しげな雰囲気になりますよね。畳の上でないと落ち着かず、眠れない人もいるのではないでしょうか。
私の自宅にも、畳があるのですか、やはりとても落ち着きます。なんと言っても、お昼寝をするのが一番気持ちいいです。他にも、家族が集まって、ゲームをしたり、オセロ、将棋、かるたなどをするのもとても楽しいです。
また、独特の匂いをとても良いです。私の場合、苛々したときや、考えごとをしているときには、寝転がって天井を眺めているだけで気持ちが落ち着いてきたりします。やはり、日本人である証拠なのではないかと感じます。
今、畳の良さがとても見直されています。若い人でも、畳を好む人が多いようです。ですが、そう簡単に和室を作ることは難しいですよね。そこで、今は、畳ベッドというのが出てきています。名前の通り、畳が上に敷いてあるベッドです。
このように、畳は日本人にはなくてはならないものなのかもしれません。だから、この時代になっても、若い世代でも、畳を利用したいと考えるのではないかと思います。これも、日本が平和な証拠なのかもしれませんね。
畳表や畳縁の交換は、定期的に行う必要があります。
襖、畳、障子は、日本家屋独特の内装材ですが、和風建築のインテリアの一つと考えてよいと思います。「襖」は、木枠などできた骨組みの両面に布や紙などを貼ったものです。「襖」を利用して、家屋の中を仕切ることができます。
「畳」は、日本家屋独特の床材のひとつです。中心にある板状の芯材の表面を、イグサを編み込んだ敷物状の畳表をくるんで作られています。また、その縁には装飾を兼ねた「へり」と呼ばれる帯状の布が縫い付けられています。
「障子」は、日本家屋の伝統の間仕切りのひとつです。木枠できた骨組みに和紙などを貼り付けたもので、襖と同様に、家屋の中を仕切ることができます。また、表面の和紙などが破れた場合には、簡単に張り替えることができます。
畳は数年ごとに表面の畳表を交換することで、長持ちします。通常、3年から5年を目安に畳から表面の畳表をひっくり返す「裏返し」、新しいものに張り替える「表替え」をすることによって、新しい畳の匂いなどを楽しむことができます。
「畳」、「襖」、「障子」などの張り替えや交換することによって、室内の雰囲気を変化させることができます。また、これらの張り替えや交換を定期的に行うことによって、家屋そのものを良好な状態に保つことができます。これらの張り替えや交換については、専門の業者に相談することが最適です。
襖の張替え時期と襖紙の選び方
襖の張替え時期をご存知ですか。張替え時期は、紙の種類や環境などによって異なりますが、10年を目安に張り替えるとよいそうです。しかし、冠婚葬祭やお正月などのタイミングがあえば、その時期に張替えを行うのも良いでしょう。
襖といえば、白地に大きな花や竹の柄など、皆さん同じようが柄を思い浮かべるのではないでしょうか。最近では色々な種類や柄のデザインがあるのはご存知ですか。襖は和室で占める割合が大きく、デザインの選び方次第で部屋のイメージチェンジを行うことができるのです。
襖紙には大きく分けて「紙」と「糸入り」があります。「紙」は低予算で仕上ることができ、「糸入り」は一般的な襖紙で丈夫で長持ちします。業者によって品揃えは異なりますが、カラーや柄がとても豊富で、いつもと違う色を選ぶだけで、かなり印象が変わります。
普段使用しないようなゴールドや紅など派手目なものも、襖紙に選ぶと和室にはとても良く合います。和室の色選びは難しいように思えますが、和服をイメージすると良いかも知れません。また、扉というより、一枚のアートとして選ぶと、よりいっそうイメージが膨らみそうですね。
また、引き手や襖縁にも注目してみてはいかがでしょうか。木製や樹脂、陶器などの素材に、木目やカラーなど襖紙と合わせて、更に印象を変えることが出来ます。ただし張替えが出来ない場合もありますので、事前に確認を行って下さい。襖紙の選び方でオリジナルの和室を楽しんでみてはいかがでしょうか。
襖が傷んできたら襖の張り替えはプロに任せましょう
襖は和室にあり、開け閉めなどをするとだんだん傷んできます。特に小さな子供がいる家などでは、襖に穴があいていることも多いです。そのたびに補修や張り替えをするのは大変です。かと言って、そのままにしておくのも見た目がよくないです。
襖の張り替えは、専門の業者がいます。傷んできたと思ったら、定期的に張り替えをお願いしましょう。自分で材料を揃えて張り替えするにしても、コストも時間もかかります。特に小さな子供がいる家などでは、思うように張り替えはしにくいです。
また襖は長い間張り替えずにいると、紙が変色したりシミができてきます。こまめに張り替えをすることで、和室の雰囲気が変わります。襖を張り替えるだけで、和室の高級感が増してとても落ち着いた雰囲気に変わります。
襖の張り替えを業者に頼むことで、一番気になるのは費用です。費用が高いと、頼みにくいと思う人も多いです。けれど、できるだけ安くで襖の張り替えしたい人用のリーズナブルな価格のものも用意されているので安心です。
和室は日本人の心であり、客間として使われることが多いです。和室は常にきれいにしておくことで、落ち着く場所にもなります。とくに襖はデザインがたくさんあるので、自分の好きな和室の雰囲気を演出できます。張り替えの時は好きなデザインの襖紙を、プロに張り替えしてもらいましょう。
襖を替えるだけでも、襖の与える印象の大きさが分かりました
我が家には和室があり、一部屋は洋室にリフォームしたのですが、もう一部屋は和室のまま残したいと思っていました。しかし、中古住宅として購入したため、襖の絵柄がとても古く、また汚れやしみなども目立っていました。
そこで、せめて襖だけでも交換してみたら、どの程度印象が変わるものかと考え、幾つかの業者に見積もりを依頼しました。自分たちで張り替えることも検討はしましたが、空気が入ってしまったりといった失敗例も耳にしたので、業者に依頼することにしました。
結果としては、絵柄だけでなく、材質や特性(匂いが付着しにくいものなど)など、色々なものを紹介していただけ、その中から、予算や家族の好みにぴったり合う襖を見つけることが出来ました。やはり業者に依頼することにして良かったと思いました。
襖をドアに替えた部屋もあるのですが、襖には襖の良さがあるといいますか、大掃除などで外す際にも軽いですし、何より汚れたり傷が付いたり(我が家には子供やペットがいるため)した場合にも、比較的安価に張り替えが出来るという魅力もあります。
襖を新しくした和室は、襖の占めている面積は部屋の一部分に過ぎないのに、印象がかなり変わって驚きました。新しく見えるのです。この部屋はそのうちに畳も新しくして、我が家の和室として活用していきたいと思います。
障子のメリットと障子の張替えについて
障子の魅力は、とにかく軽いことです。軽いことは、引き戸にとって大切な条件となります。そのため、子供でも簡単に開閉可能になります。また、軽くて取り外し可能であるということは、開放性と融通性などがあるといえます。
障子は、長年にわたり利用が可能です。紙さえ貼り替えれば、決して外見が貧弱になることはありません。さらに、和紙を使った障子紙は、多孔性のため空気を自由に通し自然に清浄化をおこないます。また、吸湿性もあるため、室内に湿気がこもることをふせぐので、通気性と吸湿性と保温性に優れています。
障子は、和紙の光の透過率は40から50%があります。そのため、直射日光を半分遮り、半分透過させます。よって、日当たりの明るさを残しながら日光を遮るといった優れた特性があります。また和紙の特性により、光が拡散され、極端に明るくなるのではなく、各方面に散乱して部屋全体を明るくします。
障子の張替えの時期で最もわかりやすいのは、障子が破れたり、しみなど汚れたりした時ですが、それ以外の障子の張替え時期としては、障子紙の種類や使用環境によって異なりますが、目安として5年前後くらいを目安に張り替えると良いです。
障子紙が破れていなくても、太陽の光や空気中に水分などで劣化した状態になっています。また、毎日襖を見ているから汚れがわかりにくいだけで、汚れが目立たないかもしれませんが、実際は意外と汚れていたりするもので、張替えた方が良いです。
障子は定期的に張り替えて綺麗な障子に
和室には、やはり障子がよく似合います。しかし、ずっと使い続けていればどうしても色あせてしまうものです。どんなに大事に使っていても、色があせてしまうことは避けることができないでしょう。定期的に張り替えることが必要です。
子供が家でちょっと騒いだ時に障子が破けてしまったり、大人であっても開けるときなどに手が滑って障子を破いてしまうことはあるものです。こうなってしまうと、早めに張り替えることも考えなくてはならないでしょう。
最近では、破れにくい障子紙も売られるようになりました。UVカット効果がある商品まであります。UVカット効果があれば、家の中のものを綺麗な状態に保ちやすいので良いのではないでしょうか。全然張り替えていないならUVカットにしませんか。
障子を張り替えるのはちょっと大変だとは思いませんか。枠から障子紙をはがそうとしてもなかなかはがれないこともあります。自分で張り替えるのもいいのですが、お店に頼んでやってもらうということも考えてみませんか。
お店に頼んでしまえば綺麗に張り替えてもらえますので良いと思いませんか。忙しい現代人にはありがたいサービスといっても良いのかもしれません。いろいろな障子紙を用意していますから、好きなものを選んで張り替えてもらえます。
障子の張替、障子の交換について
障子で思い浮かぶのは穴。私も幼少期に引っ越ししたての新居の障子に穴をあけて困らせたことがあるようだ。あとはジュースやコーヒーをこぼしてしまいシミにしてしまうこと。そのため最近の家は障子がないところもあるようだ。
張替は自分でもできないことはない。しかし採寸を間違えるなど痛いこともある。やはり障子の業者にお願いするのがよい。ワーロン紙という障子は穴もシミも気にならないものである。こういう情報を知れば障子をつける家も増えるのではないだろうか。
ワーロン紙とは、和紙の両面にラミネート加工がされている障子である。そのため子供が穴を開けようとしても破れることはない。また、ジュースやコーヒーをこぼしても汚れない。しかも張り替える心配がないため一生もの。
やはり気になるのは値段である。自分でやる分には材料費で済んでしまうが業者に頼むとなると倍以上の値段がかかるのではないかと不安になる。しかし、今の相場をみると1枚に対して500円からできるところがある。
自分でやるとしたら採寸してその分の障子用意し、接着剤、道具などそろえるのが大変で、穴でもあけて失敗してしまっては意味がない。その分業者は丁寧に行うし、特別な障子にすることもできる。この機会に1度考えてみるのも良い。