畳は日本の文化です。皆さんは畳のお手入れはしていますか
大体のどの住宅でも、和室はあるかと思います。和室といえば床は畳ばりですね。通常畳は、4~5年で裏返しを行い(敷きこんだ畳表を裏返して使用すること)、7~8年で表替えをするのが一般的だそうです。(畳床はそのままで畳表と畳へりをはりかえること)
私の住居の和室の畳も、表面のいぐさが剥がれてきたので、表替えを考えています。特に家族に幼児がいるので、いぐさを誤って飲み込んでしまうと危険です。表替えについてはやはり業者の方に依頼しましょう。
網戸の張替くらいなら自分でもできますが、さすがに畳の張替は無理です。以前ホームセンターに行ったときに、それとなく張替の関連商品を探してみましたが、ありませんでした。昔は近所に畳屋さんがあったものですが、今は少ないと思います。
畳張替えの工程としては、表替えの申し込みをした後に、引取にくるそうです。採寸を行い「表」を希望のいぐさで製作した後、張替を行います。その後納品に業者が来訪します。もちろん家具の移動もしてくれるそうで、私は見ているだけでいいです。早速見積もりを作成してもらおうと思います。
襖の汚れを確認襖の張替えを考える
我が家の襖は、1階の和室にあります。6畳2間に7領あります。汚れているものを数えると4領です。コーヒーのこぼした跡、日に焼けた跡が不具合の内容です。もし張り替えるなら7領全部張り替えたほうがいいと思います。
襖の模様は和室の壁の模様に近いものです。白地に小さな模様が入っているものです。窓の近くにあった襖は焼けています。2領は、コーヒーこぼし跡があります。2間を区切ってる襖は、比較的きれいですが、15年経過した古さは見えます。
襖の張替えかたは、枠をはずして襖紙を張っていく方法です。自分でやるとすると、紙をしわなく張るのは、難しそうです。熟練、匠の技術が必要な感じがします。張った後、枠をまたはめ合わせて、張りが修了いたします。
襖の張替えの発注先として思いつくのは、この家の施工先と思います。たぶんリフォーム部門へ連絡を取り、襖の材料、模様を決め、見積もりを取ることになるでしょう。どのような模様があるのか、どのような単価か確認できます。
襖の張替え費用は、素人目に考えて材料費だけで5万円くらいと考えます。1領あたり6,000円以上すると思います。加工費も入れて考えれば、そう高くないリフォーム費用と考えられます。是非、張替えを検討したい。
障子の利点を生かしてカーテンではなく障子を希望します。
昨今の我家はカーテンを使用するのが当たり前になってしまっています。しかし子供の頃を思い返すと障子が使われていてそれが当然でした。母とか祖母がご飯から糊を作り季節の狭間に張り替えていました。それが当然でした。
周囲を見渡して見ると障子を家で使うのはとても贅沢でオシャレな風に見えます。縁側がある友人の家なんかにはとても障子が似合っています。自分の家を見渡すと少々、障子を使うことは無理です。雰囲気が無いのではと思うからです。
障子を使えば冬に保温力等有るかもしれません。しかしあの陰影等、何かしら醸し出す風情を知ると我家で障子を使いたい場所はあまりないです。障子には何かしら醸し出し、必要とされる場所があるのではないでしょうか。
お正月の前に張替えられていた頃を思い出すと、今でも頭の中に日本の貴重なシーンを作り出します。子供の頃は真っ白に張り替えられた日本間で緊張をして新年を迎えました。新しき年に心を新たにさせてくれた我家での習慣を思い出します。
今は狭い空間で障子の張替えを自力では出来ません。やはり業者さんにお願いするのでしょうか。友人宅ではその様で、業者さんは繊細な美意識を我々に見せて自慢そうに張り替えています。 新しく住み替えられるとしたならば陰影を醸し出してくれる縁側と障子を望みます。