襖が残した過去と襖が作る未来

襖の張り替えは大抵一年に一回などといった特別な節目に行うと思います。人によっては住んでいる間一度も張り替えず、引っ越すときに張り替えるといった人もいるかもしれません。襖を張り替える作業自体が面倒で襖戸を現代風なモダンな扉に替えてしまう人もいます。
日本における襖は単なる「扉」という意味だけではありません。過去、現代、未来への流れを具現化した言うならばアナログ式のタイムマシンなのです。それぞれの襖には意味があり、一枚戸を開き閉じる度に物語が始まり終わるのです。
現代の技術である電子スキャナーとプリント技術によって太古の襖を現代に表すことに成功した今現在、襖の進化の楔がいよいよ打ち込まれたといえます。これまでは一部の想像力の長けた人たちにしか出来なかった空間造詣が誰にでもできるようになる時代が始まろうとしているのです。
襖自体の汎用性も向上し、これまでは専門の技術と知識を持った職人にしか出来なかった上張りと下張りの素材の調整により耐火性耐水性や保水性といった特性をユーザーが思いのままに調整することができるようになりました。
今の時代は現代技術と過去の技術の融合によりあらゆる物が新たな一歩を踏み出そうとしている時であり、襖もまたその一歩を踏み出そうとしているのです。そして、新しい時代に対応できなかった物は過去のものとして書物の中でのみ見ることが出来る物になるでしょう。

義父母の家の襖に絵を描いていた息子は襖に描いた絵を覚えてます

子供達が夏休みなると、義父母の家と私の実家に必ず子供達を連れて数日過ごしていました。義父母の家も、実家にも襖があって、義父母の家で長男と次男がふざけ合って何度か破ってしまいました。義母が真顔で大きくなったら襖の張り替え代を払うんだよ、と言っていたものです。
その翌年の夏休みに遊びに行くと必ず新しい襖に張り替えてあって今年は破らないように気を付けて、と注意をさせたものでした。襖に少しだけ絵が描かれていて、次男が空いている所に勝手に絵を描きはじめました。最初に描かれていた絵に関連をしているので、それほど変ではありませんでした。
義父母が叱りもせずに大らかに褒めてくれたので、次男は調子に乗って全部の襖に自由に絵を描くようになりました。その翌年の夏休みに行くと、全て新しい襖に張り替えられていて、あの絵はどうなったかな、と思っていたので次男は一寸ガッカリしたようです。
義父母は、又好きな絵を襖に描いて良いんだよ、と言ってくれて次男は同じように絵を描くようになりました。今度は絵が全く入っていない襖に張り替えて貰ったようでした。元々、次男は絵が好きで、それを知っていて義父母もクレヨンを買ってくれてありました。
今は次男も成長をしましたが、襖を見るとあの義父母の家の事を思い出します。次男はどんな絵をあそこに描いたか今でも覚えているようです。子供の記憶って結構忘れないで覚えているようです。今は息子は中々遊びに行けないですが、義父母の事が相変わらず好きです。

襖の張替えは襖の業者にたのもう

新築、新品の時には襖も綺麗でとても気分が良いものです。しかし、数年経つと日に焼けて黄ばんできたり、しみ汚れが目立ってきたり、子供やペットがいれば穴があいたり落書きされたり爪痕がついたりと、傷みが目立ってきます。
そうなったら、気分一新、張替えがおすすめです。襖や畳を変えたら、築ウン年の我が家も新築同様の輝きを持つ和室によみがえるのです。自分でDIYする方法と、業者にやってもらう方法とありますが、果たしてどちらが良いのでしょう。
自分で襖を張り替えるなら、襖紙や道具などを揃えなくてはなりません。襖の傷み具合によっては、下地を整えるためにチリ紙を貼るなどの作業も必要です。さらに、襖の構造により、枠を外して張り替えるタイプもあればそうでないものもあります。
慣れないDIYでは、うまくいかずにやり直したり、材料をダメにしてしまうかもしれません。ここはそのような面倒がない、襖張替えのプロに依頼することをおすすめしたいです。襖紙の種類が豊富に揃っていて、一日で作業が終わる業者もあります。
自分ですれば確かにコストは安く抑えられるかもしれませんが、よほど慣れている人でないとかなり時間がかかってしまいます。美しく仕上げることもなかなか難しいものです。業者に頼めば、仕上がりは早いし、きっちり綺麗に出来上がります。

襖が汚れたり破けたら張り替えて襖をきれいに

和室がある家は、まだまだ少なくありません。和室があると言うことは、襖があるのではないでしょうか。美しい絵が書いてありますし、インテリアとしてもとても素敵ですが、時間が経ってしまうと色あせたり破けてしまいます。 かなり古びてきた襖をそのままにしてしまう人もいるのですが、やはり、新しいほうが良いとは思いませんか。破けてしまっていると見た目がとても汚く感じてしまうでしょう。古くなったら新しくすることが必要ということです。 自分で張り替える人もいるかもしれませんが、襖の張り替えは、とても難しいものです。外すだけでも大変だとは思いませんか。扉の場合は蝶番をはずさなくてはいけないので、素人で襖を張り替えるとなるとかなり大変なことになります。 古くなった襖は、業者に頼んで張り替えてもらいませんか。素敵な柄の入った紙に張り替えてもらうことができます。それに、プロですからとても綺麗に張り替えてもらえるので、安心してすべてを任せることができて便利です。 いつ襖を張り替えるのかで困るかもしれません。ひどく破けてしまったり、かなり色あせてからでもいいですし、年末に必ず襖を張り替えるようにするのもいいでしょう。なるべく定期的に襖は張り替えるようにすることをお勧めします。

神奈川県の祭り

神奈川県の祭り １月１日　鶴岡八万の八乙女舞 鎌倉市雪ノ下、鶴岡八幡宮舞殿　ＪＲ横須賀線鎌倉駅下車 鎌倉時代以来という伝統を持つ祭り、少女８人が４人ずつ向かい合って踊る。 １月２日　的祭り　相模原市、 ２日夜の太古の合図で境内の明かりが一斉に消され、四季が始まる。およそ５分間の静寂の夜に響く神秘の音響は古式の追灘式の様子をよく残している。 １月６日　的まつり　田名八幡宮　ＪＲ横浜線相模原駅バス水郷田名下車 その都市の安泰を祈る歩射で、両新建材の童子によって矢がいられる。同様の行事は１月７日に近い日曜に川崎市多摩区長尾の長尾神社（小田急線向ヶ丘遊園駅バス長尾橋下車）同市中原区上丸子の日枝神社（東横線新丸子駅下車）などで行われる。浸食などによるものは、１月５日の鎌倉鶴岡八幡宮、１月７日の小田原市小舟の白鬚神社（ＪＲ東海道本線国府津駅または二宮駅バス船局前下車）８日の寒川神社などがあります。 １月７日　筒粥神事　伊勢原市大山　大山阿夫利神社 その都市の豊凶を占う神事。大釜に１８本の竹筒を入れて粥を煮、筒の中に入った米粒の数で作物の豊凶を占う。同様の新司は１４日に横浜市港北区諸岡の熊野神社、１５日に二宮町の川勾神社などで行われる。 １月１４日　大磯町の左義長　中郡大磯町、大磯海岸 左義長は県内各地で行われますが、大磯は正月の御飾で作られた高さ数メートルの塔が浜辺に林立し、暗くなると塔は燃やされ火柱となります。人々は手に手に団子焼きの道具を持ち、 厄除けのための団子を約。やんなごっこという綱引き行事も行われます。神奈川県指定無形民俗文化財。 １月１５日　三崎のチャッキラコ　三浦市三浦本宮様、海南神社 童女１０～２０人が扇子をもって主婦たちの歌に合わせて踊る。江戸時代から続き、左義長行事を期して奉納されたものといわれています。国指定重要無形民俗文化財。 ２月　旧正月　春節祭　横浜市中区中華街 旧暦正月の中国最大の祭り。旧暦の大みそか、多くの人が詰めかけ、零時の寺宝を待つ、寺宝とともに爆竹の音の中に獅子舞が躍る １１日に近い土日　夜附の百万遍念仏 三保世附の百万遍圓佛は600年の伝統を持つ。大数珠を車輪にかけ、たぐっては投げるように回す様はダイナミックである。神奈川県指定無形民俗文化財。 ２月１７日　田内舞　高座郡寒川町宮山、寒川神社 稲作の収穫までの工程を模擬動作によって豊穣を祈る行事で、県内には類例がありません。 ３月２７日　湯立て獅子舞　足柄下郡箱根町仙石原、諏訪神社 江戸時代から続く獅子が湯立を行う珍しい行事。５月５日の金時神社祭りにも奉納されます。神奈川県指定無形民俗文化財 ５月３日　小田原北条五代祭り　小田原市、城址公園 観光祭りでありますが、北条早雲から指直に至る、五代にわたる栄華を再現するパレードが著名。火縄銃の迫力ある音がパレードを盛り上げる。