襖を張り替えて襖の良さを再認識しよう

襖は日本古来からある引き戸としての役割も有りますが、襖紙を色々変えると部屋の雰囲気も変わりますし、目で楽しめる物にもなっています。柄も風景画や植物画などがありますので、部屋が華やかにすることも出来ますし、モノクロ調の物まであります。
襖の拭き掃除をするよりも張替えて模様替えにする方が簡単です。素人が張替えをしても綺麗にすることは難しくて上手くいくことは少ないと思います。やっぱり業者さんに依頼しておくと綺麗な仕上がりをしてくれます。
今の襖紙は自分でデザインをした物を制作してもらえたり取っ手のパーツも色々なデザインの物が有り、龍のデザインや不動明王像のデザインなどが可能ですし、考え方によっては自分の好きな車とかもデザインできるので楽しみが増えていきます。
襖自体が壊れても建具屋さんに依頼するだけで、寸法や襖紙の模様などを作ってもらえるので利用し易いかと思います。襖紙もお客さんの要望によっては洋風なデザインにすること日本風な部屋だったのが洋風の部屋に生まれ変わらせることだって出来ます。
この様な面白みを持つことができるのが襖の良い部分でもあります。糊自体も自然素材を使っているので、アレルギーが出ることは少ないですし、張り替えるだけでガラリと変えられるだけでなく、招かれたお客さんにも良い印象に残ります。

「襖」　襖を使った住居のインテリア

襖と聞きますと、洋式が主流の現代では、普段あまりなじみがないと思われる人がほとんどだと思います。実際、一戸建て住宅はもちろんの事、賃貸マンションやアパートでも、和室というものがない場所も多く、それ以上に必要としていない人は多いです。
　しかしそれは決して、和式のスタイルに価値がなくなったわけではありません。いやむしろ、和式には洋式には出せない趣というものがあるのです。もしそれを自分の生活の中に取り入れる事ができたら、それは他にはない魅力的なスタイルを作り出せるのです。
　その最たるもののひとつが、「襖」になります。この「襖」という、日本独自の発想は、他では出せないすぐれた美術形態として、評価を受けています。ではその「襖」で、どのような演出を作り出す事ができるのでしょうか。
　本来、ドアと違って表と室内の仕切りではなく、「部屋同士」あるいは「部屋と廊下」のような他の空間との間を仕切る「襖」には、それを独自の美術品として確立する特徴があります。それはその「襖」そのものに「絵を描く」というものです。
　基本、ドアというものには、絵を書いたりはしませんが、この「襖」はそこに絵を描く事によって、独自の美術的要素を生み出し、室内のものならではの美を演出しています。さらにその構造上、取り外しも簡単で、その季節や行事に合わせた絵柄に変えるのも容易なのです。

襖の張替え時期を見極めてきれいな襖で過ごす和室

和室があり、そこに襖があるという住宅に住んでいる方はたくさんいるでしょう。やはり日本人ですから、和室は不思議と落ち着く空間ではないでしょうか。落ち着く和室をより素敵なもの、より落ち着くものにするのに一役買っていると言っていいのが障子であり、畳であり、襖ではないでしょうか。
せっかくの和室なのに、障子が破れていたり黄ばんでしまっていたり、畳が痛んでしまっていたり、襖が破れていたりしてしまっていては落ち着くはずの空間で落ち着くことができません。やはり時期が来たらきちんと交換、もしくは張替えを行っていつでも気持ちよく過ごせる空間にしておきたいものです。
襖の張替え時期はいつなのでしょうか。当然、破れてしまったりタバコなどのヤニ、汚れなどが目立ってきたりしたら張替え時期ではありますが、もう一つ10年位から15年位に一度は張替えをしたほうがよいとされています。
襖は新築時にコストダウンの標的とされやすいものです。新築マンションを購入した際、襖はダンボール紙製だったりすることもあります。さらに、襖の張替えは大変たくさんの工程と作業を必要としますし、工程によっては非常に繊細なものもあり、仕上がりに大きな差が出てきます。
襖は部屋の中で大きな面積を占めるものです。プロの仕上がりを求めるのが一番安心できるのではないでしょうか。襖紙も最近は空気清浄だったり、防火効果があったりするものもあります。好きな物を選び、気持ちのいい和室で時を過ごしていきたいものです。

東京都の色々

東京都の弥生時代 水稲耕作、紡績および金属器の使用によって代表される弥生時代は西暦紀元前３，４世紀ごろまずきたきゅうしゅうにおこり、紀元３世紀末には北海道を除く日本全土に波及した。一般に前記、中期 、後期の３期に分類されるが、東京付近に及んだのはその中期であったといわれています。 しかし、弥生文化という名称は明治十七年山岳都内本宮区弥生町で発見された縄文式土器に比べるとはるかに洗練された形と文様をもつ土器に、弥生式土器と命名されたのが始まりです。 都内の代表的遺跡としては中期の亀山、北区　久が原（大田区）などがあり、水稲耕作を行う関係上、河川の沖積地上に多く営まれています。また、久が原、前野町遺跡では集落跡が発見されています。 東京都の古代 農耕社会の発展は人々に貧富の差を作り、階級社会が生まれ、各地に有力な豪族が現れるに至りました。 豪族は権威の象徴ともいうべき壮大な古墳を気づいたが、近畿内ではすでに３世紀後半に現れ、次第に東宝二流伏して４世紀後半には東京近郊にも伝来した。これより７世紀ごろまで古墳が盛んにつくられるが種類は壮大な前方後円墳で代表される前期古墳と、規模が小さく群集して分布する家族墓的な後期古墳に分類されます。 都内における前期古墳では亀胄山古墳（大田区）擂鉢山古墳（台東区）丸山古墳（港区）などが著名です。 特にこの時代で注目すべきことは集落が著しく増え、しかも開拓の方向が武蔵野台地南縁から、旧利根川や荒川の沖積地へ向かって言った点です。古墳の分布をみても多摩川流域と荒川中流域にそれぞれ中心がみられます。また、当時、大和朝廷は各地に国造、県主をおいて地方の統合を図ったが、国造本気にはちちぶ、むさし、むなざしの３国造を置いたことが記されていますｓ。 大化の改新 大化元年、大和朝廷は中央集権国家の建設を目指して、大化の改新を断行しました。特に地方政治に力を入れ、国郡を制定し、国司を任命して地方政治の確立を図りました。これによって東京都と神奈川県、埼玉の各県の一部を含めて武蔵国が設けられ、国府は現在の府中市付近に設置されました。延喜式によると武蔵国には２１郡がおかれていましたが、このうち東京都に属するものは多麻、豊島、蘆原の３郡と、足立、都筑両軍の一部でありました。 郡はいくつかの郷からなっていますが、郷は原則として５０戸をもって一郷とし、多摩郡には１０郷、豊島郡には７郷がありました。