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畳張替え2200円襖・障子1400円

畳と健康について2

なぜ畳にカビが生えるのか。
「イグサは、空気中の湿度が40%以上になると水分を吸収し、40%以下になると水分を放出する」といわれています。畳1畳分の自然吸湿能力は、約500ml。梅雨時などの季節は湿気を抑え、冬などの空気が乾燥している場合はほどよい「マイナスイオン」を吐き出す、エアコンのようなチカラを備えているんです。まさに日本の風土に適した材質と言えるでしょう。
いぐさのスポンジ部分が湿気を吸収し、わらのぽっかり空いた空洞部分が湿気を放出します。つまり畳は、呼吸しているのです。

梅雨時期、畳にカビが生えたのは、畳表の効能でもある空中の湿度調整機能のあらわれです。 掃除機や空ぞうきんでこまめに掃除をし、乾季を待ちましょう。天気の良い日には部屋に湿気がこもらないよう窓を開けて空気の入れ替えを行って、カビの予防をすることも大切です。


冬はあったか夏はひんやり
空気には熱を伝えにくい性質があります。 畳が、夏はひんやりと肌に心地よく、冬は暖かい空気を優しく保ってくれるのも、畳が含んでいる空気のおかげです。
畳床はたくさんのわらを(約40cmに積んだワラを5cm程度にまで)圧縮して作られているので、間に空気が入っています。畳表のい草も中はスポンジのようになっていますので、たくさんの空気を含んでいます。
夏の空気は暑さを遮断する働きを、冬の空気は外の冷たい空気を遮る断熱材の働きをすると同時に、室内の暖かい空気を保つ役目をしてくれるのです。

素材 密度(g/cm 厚さ(cm) 熱伝導率
アクリル・カーペット
0.24
6.0
0.369
ウール・カーペット
0.23
6.0
0.296
0.31
6.0
0.280
畳  床
0.31
6.0
0.262
畳  表
0.32
6.0
0.238
アクリル
0.08
6.0
0.220
木  綿
0.12
6.0
0.202
ポリエステル
0.09
6.0
0.188

畳の熱伝導率 (海青社発行「住まいと木材」日本木材学会編より)

その他畳についてあれこれ

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